レッド・ビール

レッド・ビール(Red・beer

ベルギー北部のフランダース地方西部の西フランダース州で、古くから伝わる酸味のある赤褐色のビールの事を指します。
それは、色合いから「レッド・ビール」と呼ばれ、ベルギーを代表するビール醸造法としても有名です。

このビールは、独特の酸味を有し、まるでフルーツを漬けこんだかのような甘い味わいを持つ複雑なビールですが。
その飲んだ時の印象とは裏腹に、ベースとなるレッド・ビールには、フルーツが使われていません。
実は、発酵の過程で、熟成し、そしてフルーティーな香りと甘みが出るのです。
そして、このビールには、小麦ではなく、赤大麦を麦芽にして仕込むそうです。
それによって、美しい深紅のボディーになるのでしょう。

一次発酵時点では、ステンレスのタンクで行うのですが、熟成に関しては内部コーティングのされていない巨大なオーク樽に移されて、長期の熟成を行います。
この期間約2年!!
そして、その貯蔵室では、天井まで届く巨大なオーク樽が列をなして並んでいて、非常に壮観な画を見せています。

ここで、乳酸菌などの微生物反応による熟成が行われ、オーク樽独特の香りなども、ビールの味と色にとてもいい影響を与えます。
オーク樽は使用後に、職人の手によって、表面を削り取られ、次のレッド・ビールを注ぐまで、ゆっくりと待つようです。

醸造所のこだわりと、そして自然が与える熟成によって、レッド・ビールは誕生するのです!!

いや、本当に一回でいいから醸造所に行ってみたいです。
あ~~。ベルギーだとフランス語だ。勉強しなくては!!

このレッド・ビール!
時に、深紅とも表現される赤みの強い茶色のボディ。
甘酸っぱく、さわやかな口当たりと香りが特徴です。

有名な銘柄はローデンバッハ醸造所のローデンバッハや、デュシェス・ド・ブルゴーニュなどがあります。

ローデンバッハ醸造所は、レッド・ビールの父的な存在で。
ベルギーで醸造される多くのレッド・ビール醸造所がお手本にしているのだとか。
ホワイト・ビールで有名なヒューガルデンと同じようにそのビールを広げることに一役も二役も買っているという事でしょう。

とっても楽しいビールです。
一口、二口と味わっている時に、ふとこの歴史を思い浮かべてください。
あなたの口に入るまで、生まれてから二年以上の熟成を経て、たどり着いた逸品です。
口の中から、のどに通り、胃に落ちるその時まで。

そうすることで、よりレッド・ビールの深みを味わうことが出来るでしょう。

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